物価高騰の影響を受けにくいトナーとは？
こんにちは！ベストトナーショップです！
近年海外情勢の変動や原材料費・物流コスト等の高騰によって、日本でも日用品や食品をはじめ、様々なもので物価高騰の波が続いています。
プリンター業界も例外ではなく、2022年頃から国内主要メーカーはほぼすべてのプリンター本体、消耗品に対し価格改定（値上げ）を行っています。しかも、メーカーによっては2回以上の改定を行っています。
消耗品は少しでもコストを抑えたい部類のものなので、値上げは大きな痛手です。
ですが、物価高騰の影響を受けにくいトナーがあることをご存じでしょうか？
これを知れば急な値上げも怖くない！
今回は、そんな物価高騰とトナーの関係性についてお話いたします。
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物価高騰とトナーの価格との関係性
純正品の価格高騰
ここ数年、日本では種類を問わず、様々な物の価格が大きく高騰しています。
生活に欠かせない衣食住に関する製品も、値上げのニュースをよく耳にしていることでしょう。
もちろんプリンター業界にも物価高騰の波は来ており、プリンター本体・消耗品ともに昔と比べて価格が高騰しています。
ただ、トナーはその種類によって、価格への影響度は異なっています。
「消耗品の種類とは？」という方へ
その中でも一番値上げの影響を受けてしまう商品、それが「純正品」です。
では純正品の価格に、ここ4年以内でどれだけの変動があったかを見ていきましょう。
【例1】Canon トナーカートリッジ519�� 純正品
- 金額はメーカー希望小売価格の推移となります。
2021年：24,000円 → 2024年：27,300円
まずは大手プリンターメーカーのCanonからです。
こちらは4年間で2回の価格改定があり、3,000円以上の値上がりとなっています。
【例2】富士フイルム トナーカートリッジ CT201688 純正品
- 金額はメーカー希望小売価格の推移となります。
2021年：40,300円 → 2024年：46,500円
次はCanonよりも大きな変動があった富士フイルムを見ていきましょう。
改定はCanon同様2回ではありますが、上昇の幅が大きく、4年間で6,000円以上の変動となっています。
プリンターの消耗品は使用状況によって異なりますが、頻繁に印刷されない方だと数年周期で交換することもあります。
商品によっては次の購入の際に、5,000円以上の変動が出るかもしれないと考えると、金銭的にも大きな打撃となるでしょう。
純正品はメーカーの希望小売価格を元に、販売店が価格を決めていくため、このように価格改定の影響を直接的に受けてしまう種類となります。
物価高騰に左右されづらい2つのトナー
しかし、その一方でメーカーの価格改定時にも影響を受けづらく、比較的商品の価格が安定しているトナーがあることはご存じでしょうか？ それが「再生品」と「汎用品」です。
では、この2つはなぜ価格が安定しやすいのでしょうか。
その理由を見ていきましょう！
【再生品】
再生品は使い終わった純正品の使用済カートリッジを回収し、再利用して製造・販売されています。
そのため純正品の値上げに影響を受けることがほぼなく、むしろ市場に使用済みカートリッジが多く出回り、供給が安定してくると逆に価格が下がるケースもあります。
リサイクルする際の交換パーツやトナーパウダーを輸入に頼っている部分もありますが、各社企業努力で価格維持に努めている印象です。
例：brother TN-28J 再生品 ※当店販売価格
2021年：3,750円 → 2024年：3,750円
こちらの商品は2022年に純正品の価格改定がありましたが、再生品は現在も価格を変えず販売しております！
【汎用品】
汎用品が価格高騰の影響を受けづらい理由は、主に輸入のOEM品である所にあります。
汎用品は輸入したメーカーOEM品に加工を施し、日本のプリンターに対応させた商品です。
元々が国内純正品より価格が安い輸入OEM品をベースにしているため、国内純正品の価格が変動した際にも、影響を受けにくい商品となっております。
もちろん海外でも値上げや、為替変動の影響で価格が上がってしまうことはありますが、大量調達等によって、可能な限り価格の維持に努めている印象です。
例：富士フイルム CT203418 汎用品 ※当店販売価格
2021年：18,000円 → 2024年：14,000円
富士フイルムもこの期間で2回の改定がありましたが、汎用品については安定した大量調達をしているため、輸送コスト等を削減しお安くご提供できるようになりました！
このように再生品と汎用品は純正品と比べ、マイナス面での価格変化が少ないことがわかります。
メーカー純正品の価格改定の際には、汎用品や再生品にも目を向けることで、思いがけないコスト削減に繋がるかもしれません！
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トナーのまとめ買いって本当にお得？
ここまでトナーと物価の関係性についてお話してきました。
ここまで聞くと、「じゃあ値上げ前にまとめて買った方がお得なの？」と思う方も多くいらっしゃると思います。
では本当にまとめ買いはお得なのか？ そちらを見ていきましょう！
トナーの推奨使用期限とは？
食料品に賞味期限があるように、トナーにも推奨使用期限があることをご存じでしょうか？
トナーも保管環境によってはトナーパウダーの品質が経年劣化し、印字品質に支障が生じる場合があります。そのためメーカーでは、約3年程の推奨使用期限の目安を設けているのです。【下部：図1】
「推奨」使用期限なので、保管環境が劣悪（高温・多湿など）な場合は期限前でも劣化することもありますし、逆に保管環境が良好であれば期限を過ぎても使えたりもします。あくまでも「古い物と新しいものを区別できるようにするための目安」と言ってもいいでしょう。
メーカーによっては製造年月日を記載している場合もございます。【下部：図2】
【図1】
【図2】
前述の通り、この使用期限というのはあくまでも目安であり、過ぎたからといってトナーが使えなくなるわけではありません。
しかし使用頻度によっては、気付いた時には購入から数年が経っていたなんてことも....
せっかく購入したのに、処分してしまうのはもったいないですよね。
では、まとめ買いはどんな方に向いているのでしょうか？
まとめ買いに向いている人・向かない人
- 向いている人
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- プリンターを複数台所有している
- トナーの交換頻度が半年に一度以上
- プリンターが止まると支障が出てしまう
- 向かない人
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- プライベートでの書類印刷でのみ使用する
- トナーの交換は数年に一度である
いかがでしょうか。
価格改定の際に慌てて購入するのではなく、まずはご自身の使用状況の確認が重要です。
購入を悩んだ際には、当店コンシェルジュがご利用状況をお伺いしてサポートいたします。ぜひ一度当店までご連絡ください！
03.【結論】トナー価格の高騰は怖くない！
トナーは1つの型番でも様々な種類があり、種類によって価格の変動の仕方も異なっていることがおわかりいただけたかと思います。 価格改定があった際は、新しい種類のトナーを試してみてはいかがでしょうか。当店では全商品1年保証付きなので、どんな種類のトナーでも安心してお使いいただけます！
また、当店では専門のコンシェルジュが機器入れ替え、レンタルプリンターでのサブスク運用などの、トータルコストダウンのためのご提案も行っております。お気軽に当店までお問い合わせください。
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